自由度の高いbento.meが個性的で面白い!数分でリンクまとめページ完成

Bento.me
WEB
記事内にプロモーションを含む場合があります。

リンクインバイオは今いろんなサービスがありますよね。
私は当時Twitter(X)のツイートをアクティビティに表示できたPOTOFUを2年ほど前から利用していて現在はサブサイトにしています。(Xとは連携できなくなりました)

リンクインバイオ(Link in bio)とは、外部のWebサイトへ誘導するためのクリック可能なリンクのこと。リンクをまとめるサービスなどを指します。

プロフィールページは特に変えようと思っていなかったので探してなかったんですけど、先日bento.meというサービスを紹介しているサイトを見かけて、面白そうだったので試しに作ってみました。

Bentoとは

名前の由来はそのままお弁当のことらしいです。
お弁当みたいに美しく詰められます、ということなのかな。
ちなみにBentoは2023年6月5日、Linktreeに買収されたことを発表しています。

直感操作でブロックを自由に移動できて、大きさもその場ですぐ変更できます。
他の人とかぶりにくく個性的なプロフィールページを作れるんじゃないでしょうか。
簡易ポートフォリオにも向いていそうです。

アカウント作成

Eメールか、Googleアカウントで作成できます。

bento.me

Googleアカウントと紐づけてしまうと後からEメールログインに変更できなくなるので、現状はEメールでの登録をおすすめします。

Bentoの使い方

使い方と言っても直感で誰でも簡単に操作できると思うので説明不要かもしれません。
プロフィール欄の下にある設定も画面遷移することなくその場で変更できます。

設定変更

Eメールでアカウントを作成した場合は、左端のアイコンからユーザー名、Eメール、パスワードを変更できます。
Googleアカウントで作成した場合はユーザー名のみ変更できます。

前日のアクセス数

あと前日のアクセス数を確認できます。
アカウントにログインしていると訪問者の名前も表示されます。

主なメニューは5つでシンプル

Bento操作メニュー
  1. リンク
  2. 画像・動画
  3. テキスト
  4. 地図
  5. 見出し(セクションタイトル)

主に使うのはリンクと画像の2つかな。

リンクを配置

Bentoリンクアイコン

URLを入力するだけでリンク先の情報が表示されます。
タイトルのテキストとOGPで表示される画像は他のものに変更できます。
この画像では最小サイズのブロックを並べたもの。
ブロックの大きさを中サイズ以上にするとOGPも表示されるようになります。
You Tubeなどの動画は埋め込みが利用できないようでリンクできるだけでした。

画像・動画を配置

Bento画像設定

画像や動画はメニューから直接アップロード。
キャプションとリンクを設定できます。
リンクつきの画像は右上に矢印アイコンが表示されます。
動画は再生ボタンがなく、アニメーションGIFのようにずっとリピート再生されていました。

Bento画像の配置

トリミングアイコンをクリックすると画像を表示させたい位置が調整できます。動画も同じ。
画像の拡大表示はできないので、簡易ポートフォリオにするなら見せたい部分が収まるようにトリミングしておきます。

見出し(セクションタイトル)・テキスト

Bento画像リンクとテキスト

こちらは見出しを上に配置し、下に画像リンクとテキストを並べています。
見出しは左寄せのみ。中央寄せや右寄せなどの設定はありませんでした。
ブロックは全て上寄せになるので、セクションを明確にしたい場合は見出しを挟むと上と下のセクションがわかりやすくなりますね。

テキストの文字サイズは変更できなかったので結構大きめだなあと感じました。
このブロックにもリンクを設定できます。
スマートフォンで表示確認した時にブロックサイズを最小の横長にしているとテキストが表示されなかったり、最大サイズであってもテキストに改行があるとそれ以降が表示されませんでした。
仕様かバグかはわかりません。日本語は最適化されていないかもしれませんね。

地図

虫眼鏡アイコンをクリックして住所を入力するとマップが表示されます。
クリックするとGoogle Mapsに移動します。

Bento地図

Bento上ではマップの画像がわりと大雑把に表示されるので、お店や会社などの紹介ページを作りたい場合は詳細マップの画像を自分で用意してアップロードしたあと、Google Mapの共有URLをリンクさせた方が鮮明でわかりやすいかもしれません。

ブロックの大きさは5種類

パソコンでのレイアウト

Bentoパソコンレイアウト

5種類のブロックを上手く組み合わせてレイアウトすると、ジャンプ率の高いページが作成できます。画像には最小横長の設定がなかったので4種類です。

Bentoブロック配置

画像を横並びにしてみようとしたら、上にブロックがないと空白に配置できませんでした。
また、画像にキャプションを入れるとテキストに白背景がつきます。
これは画像にもよると思いますけど小さいブロックだと画像が隠れてしまうのでキャプションをつけるなら中サイズ以上がおすすめ。
個人的に、キャプションは黒背景を透過させて白文字とか選べたらうれしいかも。

モバイル用の表示も設定できる

Bentoモバイルレイアウト

モバイルはパソコンと異なるレイアウトにできます。
ブロックの大きさや配置もそれぞれ異なる設定で保存できました。
新しいリンクや画像を追加すると表示しているセクションの下に追加されるので、パソコンとモバイルそれぞれで配置変更を忘れないようにしないといけませんね。

完成したBentoがこちら

Aruari
漢字とカタカナで在ル在リ(アルアリ)と読みます。趣味の範囲でオリジナル小説を時々書いています。最近は短編中心。現在WordPressを勉強中。最新情報 → ある裏庭(個人サイト)

サイトやnoteで使っている画像を利用したので短時間で完成。
リンクを貼るだけなら数分で作れます。
ブロックはいくらでも作成できるのか制限などは書かれてなかったので、画像をたくさん配置すると読み込みが遅くなるかな?

見栄えの良いページにするには

Bentoは凝ったことをしなくてもリンクを貼るだけでシンプルにまとめられるところが良いですね。
ページ全体が白いので、画像を使うともっとメリハリが出て目を引くページになるんじゃないでしょうか。
リンク先の情報を説明したくてもたくさんの文字入力ができないので、自作の画像で情報を効率的に伝えられると無駄がないと思います。

いろんなBentoを見ていると、正方形の大きいブロックに漫画を載せている方もいました。
クリエイターさんは使い方のセンスも良くてすごいなと思います。
公式サイトのExplorerを開くと、ユーザーさんのページが紹介されているのでレイアウトを参考にできます。
ユニークな配置にされている方もいて面白いです。

Bento - Explore
Get inspired by the most creative Bentos

Bentoでできないこと、不便なこと

ブロックの数に制限がないのか長いページも作成できるんですが、一番下に配置したものを一番上に持っていくのは結構大変でした。
Jimdoのようにブロックを一時的に置いておく場所があると便利かもしれませんね。

あと私の環境ではBentoを開きっぱなしにしていると、文字の編集すらロード待ちになるくらいページが重くなることがあります(リロードで直る)。
また、サーバーが不安定な時もありますね。この間突然504エラーになりました。

Available

「このアカウントは利用可能です」って画面になってこの日は長い時間表示されないままでした。(アカウント消されたかと思った)
日本の運営じゃないのでサーバーも海外にあると思うし、こういう時は忘れた頃に見に来ると復活しているかもしれない。

Googleアカウントと紐付けるとEメールログインに変更できない

BentoはGoogleサインインを利用できますが現状は別のログイン方法に変更できないようで、Eメールログインに変更したい場合は一度削除するしかないようです。
問い合わせてみたら以下のお返事をいただきました。

We don’t currently support switching from a Google sign-in to an email based one. We can delete your account, however, so you can sign up again with an email address.
Let me know if you want me to go ahead with that.

現在、GoogleサインインからEメールベースのサインインへの切り替えはサポートしていません。アカウントは削除できるので再度Eメールでサインアップできます。

ということでした。
GoogleサインインからEメールログインへの切り替えは将来的に実装されるかもしれないけど、現状はEメールでアカウント作成をした方が良いかもしれません。

Bento公式サイト

Bento - A Link in Bio, but Rich and Beautiful.
Create a beautiful personal page to show your audience everything you are and create - in one link.

日本語がないのでちょっと不安でしたけど、シンプルな直感操作だから迷うところもないし初めてでも扱いやすかったですね。
こういう無料で便利なサービスを利用できるのはすごく有り難いなと思う一方、運営の人たちはどこで収益を得るんだろうという心配もありますね。広告表示もないし。

創業者のお話によると、将来Bentoでトランザクションを可能にして少額の手数料を取ることを検討しているそうです。
Bentoで売買やアフィリエイトなども可能になるんでしょうか。
赤字で消えていくウェブサービスをたくさん見てきたので、今後も頑張ってほしいなと思います。

タイトルとURLをコピーしました